INTERVIEW
2024年入社
嶋田 亜弥
物心ついた頃から、父が働くオリエンタルベーカリーは、私にとって特別な場所でした。仕事の話をする時の父の誇らしげな顔、イキイキとした声色。その姿は幼心に強く焼き付き、「いつか私もここで輝きたい」という憧れを抱かせてくれました。就職活動で「温かい人間関係の中で成長したい」という軸が明確になった時、真っ先に浮かんだのが父の働くこの会社でした。父から聞く、社員同士が支え合い、高め合う社風は、まさに私が探し求めていた理想そのもの。「ここでなら、私も自分らしく成長できるはず」。その確信が、入社を決意する大きな後押しとなりました。
仕事はPC作業、パンのカット、袋詰めですが、入社当初はPC操作に不安を抱えていました。正直、どこから手をつけていいのか分からず、戸惑うばかり。そんな私に、先輩方は本当に辛抱強く、一つひとつ丁寧に教えてくださいました。私が「分かったつもり」ではなく、心から納得できるまで、何度も言葉を変え、実践を交えて指導してくださったのです。その温かさに触れるたび、不安だった心が少しずつ解けていくのを感じました。今では、製造ラインの最終締め作業を任せてもらえるようになり、あの時の不安が嘘のように感じられます。一つできることが増えるたびに、小さな自信が芽生え、それが大きなやりがいへと繋がっています。
入社からの1年間は、とにかく自分のことで精一杯でした。新しい環境で、一つでも多くのことを吸収しようと、目の前の業務に必死に取り組む毎日。先輩方の手厚いサポートのおかげで、少しずつですが、できることが増えていく実感がありました。そして今、少しだけ周りを見渡せる余裕が生まれたことで、新たな目標が見えてきました。それは、「チーム全体で、もっと効率よく、もっと楽しく仕事をするために、私に何ができるだろう？」と考えることです。これまでは自分の動きばかりを考えていましたが、これからはチームの一員として、視野を広げ、仲間と力を合わせてより良い成果を目指したい。二年目は、そんな新しい挑戦へのワクワク感でいっぱいです！
