BtoBの商品開発に携われる環境

学生時代に栄養学を学んでいた私は、身につけた知識を活かして働くことのできる食品業界を志望していました。そのなかでもオリエンタルベーカリーを選んだ理由は、特定の消費者に向けた商品の開発に携わることができるためです。食品業界の会社の多くはBtoC、つまり一般消費者に向けて商品を展開しています。一方で当社の主力商品は業務用のものが多く、BtoBで商品を展開しているのが特長です。例えば『減塩パン』や『無塩パン』は医療施設や介護施設向けの商品で、健康に配慮しながらも美味しく食べられるようにという想いから開発されました。経営陣との距離が近く、声を上げれば若手のうちから新商品の開発を任せてもらうことができる、そんな風通しの良さが入社の決め手になりました。

「生み出す+売り出す」仕事

現在は小売業態向けの商品開発や営業支援、デジタルマーケティングに取り組んでいます。企業や学校の売店・スーパーなどにどんなパンやサンドイッチが並んでいるのか、その価格帯を含めて調査し「オリエンタルベーカリーならどんなパンを販売できるか」を考え、商品化に向けて企画を練るのが主な仕事です。当たり前ですが、全く新しい商品であれ既存の商品のリニューアルであれ「商品化」はゴールではありません。売り場に置いていただくために「どういった切り口で商品を提案できるか」また「店頭でどんなふうに売り出すことができるか」などを共有する営業担当者向けの勉強会を開くことも商品部の重要な役割です。くわえて、WebサイトやWeb広告の運用、メルマガの配信といったEC面の強化も担当しています。

新たなヒット商品を私の手で

商品部ではお客様と直接お話しできる機会が少ないのですが、営業を通じて「店頭に並べたおかげで売り上げが伸びた」など嬉しいお声をいただけることもあります。また営業からも「佐藤さんの勉強会のおかげで受注できました！」と声をかけてもらえることもあり、そんな時にこの仕事のやりがいを感じることができます。現在開発に携わっているのは、約3～4ヶ月くらいの季節限定の商品が多いのですが、より長く愛されるロングセラー商品を開発するのが私の今後の目標です。そのためにも上司や先輩社員に「面白そう！」「売れそう！」と思っていただけるように、自信を持って自分なりの考えや意見を発信できる力をさらに養っていきたいと考えています！